眼科で怒られた！カラコンが原因？本当の理由を解説。

1.カラコン目的で眼科に行くと怒られる？

結論から言うと、カラコン目的で眼科を受診しても怒られることはありません。
それどころか、ちゃんと目のことを考えていると、快く受け入れてくれるでしょう。

今やカラコンは、ネット通販や薬局などで簡単に買えてしまう、とても身近なものです。
そのためからか、使い方やお手入れなどの知識がないまま使う人が後を絶ちません。
眼病が進んでから慌てて駆け込むといった事例が増えており、そちらの方がよっぽど危険で、眼科の先生たちも手を焼いているのです。

一方で、ネットやSNSなどで検索すると「カラコン 眼科 怒られた」といったキーワードを多く見かけます。
そこで、眼科の先生が怒る本当の理由について、次項から解説していきましょう。

2.眼科の先生に怒られた本当の理由

カラコンの利用で眼科の先生が怒るのは、目の健康に悪影響を及ぼすことをしているからです。
詳しく見ていきましょう。

カラコンを長時間つけ過ぎている

1つ目の理由は、カラコンを長時間つけ過ぎていることです。
1日の着用時間を超えてカラコンを使っていると、目の健康を大きく損ないます。

例えば、レンズが張り付いて取れなくなったり、目が充血して痛みが出たりして、トラブルに発展してしまいます。
これらは、カラコンを長時間つけたことによる目の酸素不足や乾燥が原因です。

カラコンは基本的に、1日8時間を目安に使うことが推奨されています。
これを過ぎて利用するとさまざまなリスクが発生するため、眼科の先生が怒るのです。

レンズのお手入れ不足

2つ目の理由は、レンズのお手入れ不足です。
お手入れが不十分なレンズを使っていると、重大な目のトラブルを招きます。

1日で使い捨てる1Dayタイプを除き、一定期間使用できる2Weekや1ヶ月タイプはレンズを洗浄して保管するお手入れが必要です。
お手入れが十分に行われていないレンズにはタンパク質や汚れが溜まり、細菌が繁殖して眼病の原因になってしまいます。

お手入れ不足はカラコンの寿命を縮めてしまう上に、劣化したレンズは目にもよくありません。
これを危惧して、眼科の先生は厳しい言葉をかけるのです。

カラコンの使用期限を守っていない

3つ目の理由は、カラコンの使用期限を守っていないことです。
使用期限が過ぎたレンズを使い続けると、目の健康度が著しく低下します。

カラコンには1Dayや1ヶ月などのタイプがあり、それぞれ開封後1日、同1ヶ月といった使用期限が設定されています。
使用期限を過ぎたカラコンは劣化して、汚れや傷がつきやすくなっていますので、必ず破棄しなければなりません。

使用期限を無視して使用を続けると、目の充血やかゆみ、痛み、目やにの増大など、さまざまな症状を引き起こして、たいへん危険です。
眼科の先生は、あなたの目の健康を考えて怒っています。

眼病があるのにカラコンを使っている

4つ目の理由は、眼病に罹っているにもかかわらずカラコンを使い続けていることです。
眼病なのにカラコンの使用を継続すると、最悪の場合、失明するリスクがあります。

カラコンを正しく使用していれば、痛みやかゆみ、違和感などの症状は全く出ません。
何らかの以上がある場合は、何かしらの眼病に罹っている可能性が高いとみていいでしょう。
そして、眼病は早く発見して治療を開始すれば、症状が重くなる前に治せます。

先生は、失明の危険があるのにカラコンをつける、あなたの危機感のなさに怒っているのです。

3.こんな理由では怒られない

一方で眼科の先生は、カラコンをネット通販で購入したり、おしゃれアイテムとして楽しんだりすることについては咎めません。詳しく紹介します。

カラコンをネット通販で買う

カラコンをネット通販で購入しても、眼科の先生が怒ることはありません。
ネット通販でカラコンを買うのは合法ですし、購入時には処方箋も不要だからです。

また、ネット通販は店頭に行かずに済む上に、在庫切れの心配がなく、実店舗より安いといったメリットがあります。
例えば、人気ブランド「candy magic」のネット公式ショップでは、自社直売のかたちを取っているため、非常に安い値段で高品質のカラコンを購入可能です。

また、対象ブランドであれば2箱購入ごとに1箱無料プレゼントなどのサービスも。
毎日14時までの注文であれば即日発送してもらえるため、急いでいる時も便利です。

カラコンをおしゃれアイテムとして使う

おしゃれを目的としてカラコンを購入することについても、眼科の先生は怒りません。
近年では、カラコンをおしゃれアイテムとして使う人は増えており、もはや当たり前になっています。

中には、メガネが似合わないという人や、激しいスポーツをする人がカラコンをつけるケースも。
視力がよくても、度が入っていないカラコンを使う人も多くいるのです。

たくさんの患者を診察する眼科の先生は、そんな世の中の動きをよく知っています。
そのため、オシャレ目的のカラコン利用であっても特に怒ることはないのです。

4.眼科で怒られないカラコンの使い方

最後に、眼科の先生に怒られないカラコンの使い方をお教えします。

正しい方法でカラコンを使う

まず何よりも、カラコンを正しい方法で使うことを心がけましょう。
1日の着用時間は8時間前後に留め、タイプごとの使用期限も守ってください。

また、カラコンを使うために眼科を受診すると、測定結果が書かれた処方箋がもらえます。
その指示に合ったレンズを購入して、トラブルを未然に防ぎましょう。

カラコン使用後のお手入れも重要です。
1日の使用を終えたレンズは、洗浄液を使って汚れや最近を落とし、きれいな状態で保管してください。
しっかりとしたお手入れでカラコンを清潔に使えば、眼病を防げます。

高度管理医療機器の承認番号をチェック

カラコンを購入する時は、高度管理医療機器の承認番号の記載をチェックしましょう。

こちらの記載があれば、厳しい日本の安全基準をクリアしているカラコンだということが分かるからです。

例えば、カラコンブランド「candy magic」の人気レンズ「ReVIA 1day ベイビーバニラ」には、 パッケージに「22700BZI00009A09」という高度管理医療機器承認番号が記載されています。

公式通販サイトの商品ページにも、レンズの大きさなどが書かれたスペック表の直下に記載されていますので、ぜひご覧ください。

眼科の定期的な受診がおすすめ

カラコンを安全に使い続けるには、眼科の定期的な受診がおすすめです。
一定の周期で眼科を受診すれば、眼病を早期に発見でき、重大なトラブルを未然に防げます。

ほとんどの眼病は初期症状がないため、発見が遅れがちです。
症状がはっきり出てくるころには、眼病が進行してしまっていることも。
そうなると、治療にも時間がかかる上に、その間はメガネ生活を余儀なくされます。

安全にカラコンを楽しむためにも、定期的に眼科で検診を受けておくことをおすすめします。

5.まとめ

今回は、眼科の検診で怒られる本当の理由について解説しました。

眼科の先生は、目に悪影響を及ぼす方法でカラコンを使っている人にはひどく怒りますが、ネット通販の利用やおしゃれ目的での着用については、特に何も言いません。

カラコンは高度管理医療機器の承認番号が記載された製品を購入して、正しい方法で安全に楽しんでくださいね。